従業員の後藤さんに「夕張メロンのピュアゼリー」をいただいた。
彼女は北海道出身で実家の法事で帰省した際、お土産にいただいた物である。
夕張といえば「夕張メロン」で有名であるが
平成19年深刻な財政難のあおりを受けて財政再建団体に指定され、
事実上財政破綻した市である。
かつて夕張は炭鉱の街として栄えたが、時代の流れで次々と炭鉱が閉山されていき
市は観光都市をめざし派手な観光・レクリエーション投資を行った。
しかし、過大な投資や放漫な経営が累積赤字として重くのしかかり
市の財政を圧迫していったのである。
米沢市も昭和51年財政再建団体に指定された時代があった。
再建期間は当初8年計画であったところが5年で返済は終わったのだが
これも、時のリーダーの放漫な箱物政策、そして景気低迷による市税の減収が累積赤字として
重くのしかかり市の財政が破綻したのである。
市民として、経営者として二度と繰り返してほしくない歴史である。