正月も明け久しぶりの休日、ワーナーマイカル米沢で「最後の忠臣蔵」を妻と観て来た。
忠臣蔵といえば毎年12月になると、どこかのテレビで放送されている。
吉良邸に討ち入ったのは四十七士が全員切腹したはずだった。
しかし、この映画はそれが最後の結末ではなかった。
一人は大石内蔵助から討ち入り後「生き延びて後世に歴史の真実を正しく伝え
討ち入りに参加した遺族の行く末を援助してほしい」という使命を与えられる。
もう一人はまもなく生まれてくる内蔵助の隠し子を守り抜くという
極秘の使命を内蔵助から直々に受けていたのだ。
そして16年後それぞれ使命を果たし、
内蔵助の娘を育て嫁入りをさせた「孫左衛門」はそこで自害して果てるのである。
主君への忠義、武士の生き方とはこんなにあついのか?
現代では考えられないことである。
涙が流れて感動したすばらしい映画だった。